2007年11月22日木曜日

Earl Klugh アール・クルー

誰でも1度は聞いたことはあるけれど、誰の曲か分からない・・・

NHKのみならず、民放どこでもB.G.M.として、
特に「季節の風物詩」とか、「旅番組」にはかかせない。
そんなつもりで、当然本人は演奏して無いだろうけど

あまりにも聴きやすい、アコースティック・ギターの音色、
流れるようなメロディー

初めて聴いたのは、東京で寮生活を始めて、すぐの夏。
寮で仲良くなった、名古屋出身のO君から、聴かされました。
それまでは、「QUEEN」、「BLACK SABBATH」、「RAINBOW」、
などの、ハード・ロック、そろそろ出始めてきた「Night Ranger」、
「BON JOVI」、「DEF LEOPARD」などの新人たちを
聴きまくってました。

いきなり対極を聴かされました

驚きました!

それこそ、どこかで聞いたことあるけど、聴いてなかった!

初めて聴いたアルバムは「Law Ride」だったと思います。
ハード・ロック一辺倒だった自分が、すんなり入れました。
耳にスゴクなじむんです。清涼飲料のように「サーッ」と。
それからはやはり、集めました、。ドンドン聴きました。

1番好きだったのは、Bob Jamsとの2度目のコラボレーション・アルバム
「COOL」ですね。
ピアノとギターとの掛け合い、というか、ハーモニー。

今で云う、「癒される」んです

今でも好きなアルバムのひとつです

実は、ハード・ロック好きの自分を、O君が好きなJAZZの世界に、
引っ張り込む、最初の手段として聴かせたらしいのですが・・・・

JAZZの世界は、今だにちょっと扉を叩くくらいで、足踏みしてます。



2007年11月20日火曜日

「QUEEN」

今から16年前、11月24日。
世界に衝撃が走りました。少なくとも、自分のまわりには。

小学4年だったか、5年だったか、それ以来ずっと自分の中では、
1番だった「QUEEN」のボーカリスト、フレディー・マーキュリーの
訃報が流れました。

それより確か2~3年前に、彼は自分が「AIDS」であることを、
公表していました。
生前の最後のアルバム「INNUENDO」の写真や、
プロモーション・ビデオ(P.V.)を観ると、凄くやつれていたので、
「大丈夫か」って、思っていた矢先です。

確かに亡くなる4~5年前くらいから、余りヒット曲もありませんでした。
でも、いい曲はたくさんありました。商業的に成功しなかっただけです。
「INNUENDO」も、素晴らしい作品でした。

それを日本のマスコミは、彼の訃報を紹介するニュースで、
どういゆうつもりか、約7年前のP.V.を一緒に流しながら、
オン・エアーしました。(世界は分かりません)

本来は「恋愛の自由」を歌ったものでしたが(南アフリカでは、そのまま
「自由への賛歌」としてうけいれられたらしい)、P.V.で彼らは、茶目っ気で、
多分しゃれで、メンバー全員女装をしました。
「I Want Break Free(自由への旅立ち)」です。
http://jp.youtube.com/watch?v=EVYgRPfC9nQ

曲の頭から、フレディーが髭ずらで、女装で登場です。

まだ「AIDS」のカミング・アウトを、してない時のP.Vです。

このニュースを見たとき、というか、殆どのTVニュースは、同じ
P.V.を流してました。

滅茶苦茶腹が立ちました。
「ここで流す映像じゃないだろ!」と。
「もっと、彼の功績を称えてもいいんじゃないか!」とも。

その日から、何日間かは同じパターンで、垂れ流しでした。

多分「QUEEN」ファンは、「INNUENDO」か「Show Must Go On」の
P.V.を流して欲しかった、 と思うんだけど・・・


また今年もフレディーの、亡くなった日が近くなりました。



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2007年11月18日日曜日

「大停電の夜に」


皆が待ちに
待っていた
クリスマス
イブ。
クリスマス
イブ
が始まろうと
した時、
街が停電
になって
しまった。

2年前暇つぶしのつもりで、この映画を観ました。
余り予備知識無く、チラッと
予告編を観たくらいでした。

停電になった直後は、皆慌てふためくんだけど、少し時間が経つと、
人は平静を取り戻すんですね。そして自分にできることを探し出すんです。

孫へのプレゼントの話をしていた老夫婦は、慌てず騒がに
ローソクに火を灯す。

天体望遠鏡を持出して、空を眺める少年。

陣痛が始まった、元彼女を助ける為、地下鉄の線路の上を
おんぶして、走る元やくざ。

エレベーターに閉じ込められた男女2人は、何も出来ず
身の上話をする。

雑貨屋では、売れ残ったキャンドルに火を灯し、ショーウィンドウに
並べる。

明日閉店というバーのマスターは、昔愛した人に、最後の電話をかける。

いろいろな話がありすぎて、最初少し戸惑うが、ラストが近ずくにつれ、
絡まっていた糸が、「すーっと」解けていく感じが気持ちいい。
暖かい、心温まるクリスマスプレゼントを、もらった気分にさせてくれる
ファンタジーでした。
評価 ★★★★☆

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