2007年11月18日日曜日

「大停電の夜に」


皆が待ちに
待っていた
クリスマス
イブ。
クリスマス
イブ
が始まろうと
した時、
街が停電
になって
しまった。

2年前暇つぶしのつもりで、この映画を観ました。
余り予備知識無く、チラッと
予告編を観たくらいでした。

停電になった直後は、皆慌てふためくんだけど、少し時間が経つと、
人は平静を取り戻すんですね。そして自分にできることを探し出すんです。

孫へのプレゼントの話をしていた老夫婦は、慌てず騒がに
ローソクに火を灯す。

天体望遠鏡を持出して、空を眺める少年。

陣痛が始まった、元彼女を助ける為、地下鉄の線路の上を
おんぶして、走る元やくざ。

エレベーターに閉じ込められた男女2人は、何も出来ず
身の上話をする。

雑貨屋では、売れ残ったキャンドルに火を灯し、ショーウィンドウに
並べる。

明日閉店というバーのマスターは、昔愛した人に、最後の電話をかける。

いろいろな話がありすぎて、最初少し戸惑うが、ラストが近ずくにつれ、
絡まっていた糸が、「すーっと」解けていく感じが気持ちいい。
暖かい、心温まるクリスマスプレゼントを、もらった気分にさせてくれる
ファンタジーでした。
評価 ★★★★☆

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