2007年11月11日日曜日

「竜馬がゆく」司馬遼太郎


 20才頃かな、 初めて読んだ時代物。
それまでは、軟弱にも(?)赤川次郎とか、
辻真樹とか、アッサリ読める推理小説
ばかり読んでました。
でも、すんなり物語に入っていけたんです。
「竜馬」は。

 激動の幕末、めまぐるしいほど展開すると
思いきや、確か 3巻の途中(ハードカバーで
全5巻)ぐらいまでは、割とマッタリ 話は
進みます。
 いや、それまでも色々なことが、竜馬の周りでは
起こります。恋であったり、剣の修行であったり、
ライバル出現だったり、 当然、黒船が来日(?)したりと・・・
 
  でもその後は、5巻の最後まで息つく暇がありません。

 3巻までのエピソードの、数倍以上のエピソードが待ってます。
5巻の最後まで読んじゃうと、また1巻から読めちゃいました。
ある雑誌で知ったのですが、「指輪物語」のファンも、
最後の何ページかを残して、また最初から読む人もいるみたいです。
(いっしょにするな!と怒られそうですが)

 20才頃に買った「竜馬がゆく」、もう何回読んだか分かりません。

30才の頃、友達と2人で2泊3日の竜馬ツアーをしました。
大阪からフェリーで、高知、瀬戸大橋を渡って京都。
竜馬ゆかりの地を、回ったりもしました。

でもここ数年読んでないですね。
読むと凄く元気になってたな~、当時は。
近いうちに読んでみます!

慶応3年11月15日 坂本竜馬 没

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